大腸がん闘病日記・8月大腸ステント編

こんにちはぴよこです。

今回の大腸がん闘病日記は8月の内容をまとめていきます。

出来事の羅列がほとんどなのでさらっと。

• 転院先初診
• 入院、ステント留置
• コロナ濃厚接触
• 退院
• ＰＥＴ-ＣＴ検査
• 検査結果、ステージ4

転院先初診

8月4日

前院から紹介されてからの、初診日です。

まずは色々検査。

レントゲンを撮ったり、血液検査したり。

血液検査で7本も採られたのは初めての経験でした。

それから治療の説明等々。

紹介元からの画像を見た結果、どうやら私は腸閉塞になる一歩手前だったらしい

すぐにでも大腸ステントを入れないとマズイという話になりました。

急遽、翌日5日から入院することに。

この時点では9日にPET-CT検査も予定していて、入院中はできないらしく5日入院8日退院してやるような事を言われました。実際はそんなすぐに退院する事は無理でしたが。

入院してすぐにステント留置をするために、この日から食事は消化の良いものを指定される。

この日は10時ぐらいの予約だったのですが、検査したり、外科と内科を行ったり来たりした結果、お昼ごはんも食べられてなかったのにこの仕打ち。

余談ですが、腸閉塞一歩手前のレベルで内視鏡検査の為に下剤を飲みましたが、腸が破裂しなくて良かったね的な事言われました。怖過ぎ。

またステントを入れるという事は、ステントを長い間入れているとステントが原因で潰瘍ができるリスクもあるという事で、大腸がんの切除も急いでしないといけないという事でした。

病院の手術室の空きの都合で普通に予約を入れると2ヶ月以上先になってしまうそうですが、そうも言っていられないのでキャンセル待ちや、もしくはなんとか間にねじ込んでくれるという話に。

入院、ステント留置

5日、早速入院です。朝から絶食。

入院初日から下部内視鏡での手術です

上記の通り下剤を飲めないレベルなので、かん腸にて腸内洗浄してから内視鏡手術に臨みます。

手術そのものは睡眠薬が入っちゃったのであっという間に終わりました。

問題は術後です。

患部を内側から無理やり拡げるので、激痛が。便も血便に。

痛みはステントが拡張をしていく2、3日がピーク。

常に痛い状態は徐々に落ち着き、あとは腸のぜん動運動に伴い痛みが発生するようになりました。

ただこれは今後ステントごと癌を切除するまで痛みとの付き合いは続きます。

血の方もステントが拡張している間が特に酷く、徐々にたまに出ることがあるという程度には落ち着きます。

8日昼、絶食明けなので重湯からの食事再開です。

食事で面白かったのは、重湯と一緒に出てきた葛湯がプリンや黒糖の味になってた事ですね。

食事再開と退院が同日は無理なのでPETCTは退院後に変わりました。

コロナ濃厚接触

9日

そしてここでトラブルが。

私の内視鏡手術を担当してくれた医師がコロナに感染していたらしく、私も濃厚接触者扱いに。

個室への隔離と本来予定していた内視鏡検査が中止に。

中止になった内視鏡検査は以前の内視鏡検査で見ることが出来なかった患部の向こう側を見るためのものでした。

隔離期間の間、個室へ移されます。

個室から出ないで済むように、トイレ、シャワー付の良い個室。

テレビカードも無しでテレビも見られる。

お金に余裕があるならこの個室良いなぁとか思いながら過ごしてました。

今回は病院都合なので個室代も不要です。

退院

14日、退院です。

5日の手術から起算して10日が経ち、コロナ発症もしてないので退院できることになりました。

ステントでの痛み等は既にだいぶ引いてたのですが、コロナの方で入院が長引いてしまいました。

ＰＥＴ-ＣＴ検査

16日

改めてPET-CT検査に臨みます。

通常のCT検査と違い、放射性の薬剤を注射して全身に回るまで少し時間を置いてから検査をします。

これで大きな転移の有無が分かります。

検査結果は翌週24日に。

検査結果、ステージ4

24日、検査結果を聞きます。

結果としては、肝臓に転移がありました。

PET-CTで確認とれたのは2ヶ所。

肝臓の外縁に2ヶ所検査薬が集まっているのが画像から見て取れました。

転移があるという事で、私の大腸癌はステージ４という事になります。

他の状況に関わらず転移がある場合はステージ４だそうです。

正直に言うと聞きながら震えてました。死を覚悟しました。

それでも主治医の説明ではステージ４と言えど、現状の所見では治る見込みのあるステージ４と言う話。

見える転移は場所が取り辛いとかではないので、抗がん剤治療の後こちらも手術を行って切除して根治を目指しましょうと言われました。

肝臓に転移がある事が分かったので、次はMRIにて肝臓内の転移をより詳細に調べる必要があるそう。

またこの日に大腸がんの切除を行う手術予定日を9月20日と告げられました。

先にも触れましたが大学病院初診日に通常なら2ヶ月以上先とは言われてたところでの、9月20日なので少しは早めてもらう事が出来たみたいです。ありがたい。

以上8月のまとめでした。

次回は9月分をまとめます。

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